理事長年頭挨拶
新年 明けましておめでとうございます。日頃は社団法人江南青年会議所に深いご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。お陰様で私共、社団法人江南青年会議所も創立三十七年目を迎えることになり、その歴史は地域の皆様を始めとして関係各団体並びに先輩諸兄の弛まぬご協力とご指導の賜物であるものと心から感謝申し上げます。青年会議所は現在日本全国で747あり、5万余名の会員を擁しています。私共は常日頃より「明るい豊かな社会を築き上げる」為に、皆様方よりいろいろな要望やら励ましのお言葉をいただきつつ、自らの修練を重ねると共に社会的責任を推し進めるべく努力をしております。人ひとりが輝いて まちが輝く
（社）江南青年会議所
第37代理事長 安藤 健次
昨年は、地域の皆様に楽しんで頂けるように、2001年江南夏祭りを開催致しました。「人を思いやる心」「敬い感謝する心」「近所付き合いの大切さ」に気付いて頂ける様、サブテーマを「ふれ愛〜地域のリンク〜」と掲げ、市民の皆様の多大な協力を経て、フィナーレとして「江南市に音・光・夢を！」をテーマにすいとぴあ江南（木曽川河川敷）にて壮大な花火を打ち上げさせて頂きました。お陰様をもちまして、地域の多数の皆様にご観覧いただき大成功裏に収めることができました。
さて、昨今の日本社会が混沌とする中、不況が私達の生活を直撃する等の社会情勢に鑑みて、いかにして市民が自らのボランティア精神を発揮して、市民サービスの一部を担えるのが課題となっています。ボランティア活動をもっと一般化させ、市民一人ひとりに身近に感じていただける事が今この時期に必要なのではないでしょうか。本年度、私達は率先してそれが可能になる仕組みを作り出して行くことが必要だと感じ、ボランティアの対象を子供から高齢者まで幅広く広げていく事を考えました。そうすれば、今まで埋もれていた能力の発掘や活用にも繋がり、特に今後増え続ける高齢者の人的知的資産を大いに活用することができるでしょう。私たちは、ＮＰＯと協力してボランティア活動を実行して行かねばなりません。従来から青年会議所はボランティア精神でまちづくりを推進してきましたが、今後も同様にまちづくりに携わっていきたいと思います。更には、自分達の考えや行動を見つめ直し、子供たちにもっと関心を持ち、子供達に夢を語り、明るい未来が開けるよう、人の為に役立つ人材を育むことが何より大切な事ではないかと考えております。また、親世代から受け継いでいる私達のこの地域が豊かになり、将来を担う子供達が住みやすい環境にしていく事こそが私達の使命と感じ、2002年度の運動指針は「人づくり」と位置付けました。まず私共会員一同から、勉強しながら市民の皆様方と共に考え、青年らしく大きな活力一杯に行動力を持って、「ひとこそがまちづくりの源である」をモットーに地域社会がますます発展するように事業を進めて参る所存でございます。どうか皆様方の深いご理解とご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
最後に皆様方の益々の御健勝とご多幸を祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。
