成人の集い実行委員会 委員長 山名未里
〜「感謝」いつまでも強く優しく〜
平成14年1月14日、第30回成人の集いを大成功に終えることができた今、半年間のことを思い出しています。去年の夏、「実行委員メンバー募集」のハガキが家に届きました。一枚のハガキが、こんなに素晴らしい成人の集いの実行委員長に導いてくれました。実行委員長という大役を務めさせて頂き、多くのことを経験し、心身ともに鍛えることができました。規模が大きいため、やりたい事ができる事にはつながらず、実行委員は何度も悪戦苦闘しながら、一つのことに向かってきました。みんなで取り組んでいくことの難しさを知り、私たちは日々成長してきました。つらいことも多々ありましたが、全員が集いを終えたことで、自分がひとまわり大きくなった事を、身にしみて感じているはずです。委員長を務めさせてもらった事で、自分の意思の弱さ、自信をもっと持たなければいけないところ、自分を抑えるべきところ、もっと前向きに考えなければいけないところ、多くのことで自分を何度も見つめ直す機会を頂きました。全国には、成人式は必要なのかと疑問に思っている人も少なくないと思います。しかし、当日会場が一つになったと感じた瞬間、必要性を実感しました。何がきっかけになるかは個々に違うと思います。それが久しぶりに再会した友達と話している時、中学校の時の先生の顔を見た時、市長の言葉を聞いた時、実行委員の姿を見た時、どんな時かは分かりませんが、集いに参加したことで心に残ることがあれば、これから先の自分に影響を与えてくれていると思います。私は、実行委員になって本当に良かったと思います。素晴らしき仲間との出会い、必死にがんばり、大きな成長。「感謝」というスローガンに込めた私たちの想いをいつまでも持ち続け、新しい未来を希望に、強く優しく生きていく事ができると確信しました。